今回はYASAKAから発売されてるラクザPOをレビューしていきます。
フォアハンドメインで試しました。
また、ペン表でも使用しました。
厚さはMAXです。
![張本智和インナーフォースALC+ラクザPO](https://i0.wp.com/sirotabletennis.com/wp-content/uploads/2023/04/1A65444D-CC15-47BA-AD7A-72254AAD0E28.jpeg?resize=496%2C661&ssl=1)
攻撃技術
スマッシュ
まず、表ソフトの醍醐味であるスマッシュです。
威力・ナックルともにすごいですが、安定させるのに慣れがいります。
具体的に言うと、インパクトが強くないと落ちやすいです。
とくに、ゆるいボールに対してはインパクトが強くないと弾ききることができませんでした。
ただ、相手がぼとぼと落とすようなナックルになります。
ドライブ
続いてドライブです。
まず、回転量の多さは横目としては並だと思います、そして回転はかけにくいです。
第一印象は
![](https://i0.wp.com/sirotabletennis.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png?w=1256&ssl=1)
下回転に対してのドライブムズッ‼
でした。
ただ、回転量の変化がつけやすいです。
回転がかけにくい分、変化がつけやすいですね。
慣れれば相手を翻弄することができます。
守備・台上
ブロック
つづいてブロックです。
ブロックは非常に難しいです。
スマッシュでも述べたように、インパクトが強くないと落ちてしまいます。
なので、ブロックでもしっかりと厚くインパクトする必要があります。
その分、癖は激しく相手が嫌がるブロックが出ます。
どちらかというと、止めるブロックよりカウンター気味に弾いた方がいいですね。
カウンター
次はカウンターです。
こちらですが、非常にやりやすいですね。
どんなボールに対してもカウンターできるのでは、と思うほど安定します。
ただ、大振りにせずコンパクトに打つのが大事ですね。
僕の場合、カウンターが良すぎてカウンターで待ちすぎて大振りになってしまいました……。
コンパクトに振ってもラバーが負けないので、スピードあるカウンターができます。
ツッツキ・ストップ
続いて、ツッツキとストップです。
こちらは回転がかけやすく、裏ソフトと同じように打っても違和感がありませんでした。
不思議ですね。
ツッツキ・ストップについては不満はなく、強いて言うなら弾みに気を付けるぐらいですね。
フリック
フリックはスマッシュと似た感想です。
威力・クセともに十分ですが、インパクトが強くないと安定しません。
半端にフリックで仕掛けるぐらいなら、一発で決めに行く方がよさそうですね。
サーブ
サーブに関しては文句なしです。
切ったら裏ソフトなみに切れますし、ロングサーブはナックル気味になります。
サーブ・台上はかけやすく、ドライブはかけにくい不思議なラバーです。
だめだと思った部分
では、よくないと思った点を書いていきます。
- ドライブがかけづらい
- ブロックが安定しない
この2点ですね、腕の問題と言えばそれまでですが……。
特に止めるブロックが安定しないのは難しいですね。
前後に揺さぶろうと優しくブロックすると、ネットミスが多発しました。
すべてカウンターするぐらいの方がいいですね。
インパクトを強く、かつ前に止めるようなボールタッチがないと厳しいです。
良いと感じた部分
では、次に良いと感じた点を書いていきます。
- 横目なのに癖玉がすごい
- サーブ・台上が裏ソフトのようにできる
- カウンターがとてもやりやすい
この3点ですね。
特に、癖玉に関しては横目ではとびぬけていると思います。
以前インパーシャルXBをレビューしましたが、癖玉に関してはインパーシャルよりすごいです。
まさに「自分が使いにくいけど相手もやりづらいラバー」ですね。
上記のよくない点さえ克服できれば、表ソフトでは一番いいラバーではないかと思います。
レビューのまとめ
- スマッシュ・フリックはインパクトが強くないと安定しないが威力は十二分
- ドライブは回転を掛けにくいが変化をつけやすい
- サーブ・台上の切れは裏ソフトなみ
- カウンターがめちゃくちゃやりやすい
- 慣れれば表ソフトでは最高峰の性能では?
レビューのまとめはこんなところです。
性能のポテンシャルはすごいので、少しずつ慣れていこうと思います。
コメント