今回はティバーのエボリューションMX-Pについてです。
4年ほど前に使ったときは硬めのテンションラバーという印象でしたが、最近使ってみるとまた違う印象でした。
最近のメイン用具にもしているので、レビューを書いていこうと思います。
ラバーの情報
エボリューション MX-P
\6,930(税込)回転系テンション OFF+
http://www.tibhar.jp/rubber.htm
1.7/1.9/2.1 硬度:45.7~47.7
Speed 125 Control 80 Spin 120
エボリューションMX-Pの情報は以下の通りです。
『TIBHARプレイヤー達が選んだパーフェクトバランス』
滑らない高性能トップシート
弾性を高めるハードスポンジ
確かな弧線と飛距離&スピードを実現MX-Pは中~上級の選手がラバーに求めるニーズを全て備えています。グリップに富んだシートは、強く回転をかけられる掴む打球感。気泡の大きいハードスポンジは、打ち合いに負けないコシの強さ。台上から中・後陣まで、隙のないプレーを可能にします。
そのポテンシャルの高さは、TIBHAR契約のトップ選手の多くが使用していることで証明されています。
http://www.tibhar.jp/rubber.htm
最近のテンション系裏ソフトラバーとしては標準的な硬度だと思います。
使用選手の3選手は、いずれもバック面に使用しています。
エボリューションMX-Pのレビュー
では、レビューを書いていきます。
現在はシャンクンハイブリッドzc(以下ハイブリッドzc)のバック面に貼っています。
リベルタシナジーのフォア面でも使用していました。
結論から言うと、やりにくい技術のない万能ラバーだと思います。
圧倒的にこれがいい、という技術はないですが全ての技術で質の高いボールが打てます。
フォア面で使用した場合は、ほとんどの技術でストレスを感じませんでした。
スポンジの弾性が強い感じがありました。
そのため、こすり気味の打ち方と当て気味の打ち方で全然球質が違うのもよかったです。
ハイブリッドzcのバック面にエボリューションMX-Sを使っていた時もあります。
その時は、回転重視の球はよかったんですが直線的なボールが出せない感じがありました。
かなり強く当てて叩きつけるように打っても、球を持ってしまいました。
エボリューションMX-Pはそういった「予想と違う球が出る」といったことが少なかったです。
他メーカーの用具と比較すると、やはり近いのはテナジー05ですね。
エボリューションMX-Pの方がやや食い込みがいい感じがします。
しかし、回転がかけやすいのはテナジー05だと思います。
あとエボリューションMX-Pは音がすごくなると思いました。
柔らかいラバーでもないのに、金属音のような打球音がします。
その音も相まって、自分がすごいボールを打っている気分になります。
おすすめの選手
では、お勧めの選手について書いていきます。
エボリューションMX-Pがおすすめの選手は、
- 硬めのテンション系ラバーでミート打ちも使いたいと思っている選手
です。
当て方で球質が変わるため、弾くように打てば柔らかいラバーでミート打ちをしたようなボールが出ます。
バック面に使用していますが、ブロックとミート打ちを使い分けるだけで守りからでも仕掛けることができます。
この点は試合で非常に助かりました。
引っかかり過ぎないため、面を合わせて入れる技術がやりやすいです。
その分テナジーなどと比べると、勝手にボールは引っかかる感じはしないので注意は必要です。
弾みや回転性能も申し分ないため、中陣から強いバックドライブも打てます。
打ち方に素直なボールが出るため、回転を掛ける技術を持っている選手ならどなたでも扱えます。
しかし逆に言うと、癖玉は出ません。
あとは、打球感が柔らかいラバーが好きだけど中間硬度のラバーだと柔らかいと悩んでいる選手にもおすすめです。
食い込みがいいので、体感硬度としては47.5度より少し柔らかく感じます。
「用具はよくわからないから有名なテナジーやディグニクスでいいや」と思っている方には是非試してみて欲しいです。
テナジーとはほぼ遜色のない性能ですし、ディグニクスには性能は及ばずとも打ち負けることはないですし、コントロールがしやすいためより強い力で打てる強みがあります。
エボリューションMX-Pは一度使ってみることをお勧めします。
こちらでもお勧めとして挙げました
こちらのサイトにレビューがたくさんあります
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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