始めに
今回レビューするのはプラクソン400のMAXになります。
発売当初から気になってはいたんですが、使用するのは初めてです。
予想より良かった部分もあるので、書いていこうと思います。
プラクソン400の情報
プラクソン400についての情報は、以下のようになります。
時にスピーディーに、時に正確に。洗練されたトータルバランス!
トップシートとスポンジの高性能化により、打球に更なるパワーと正確性をもたらした。瞬速の攻撃を続けることで、常にラリーの主導権を握る。洗練された性能は他の追随を許さない。
スピード系テンション 裏ソフトラバー(テンゾーバイオスSS)
スポンジ硬度:40°
Made in Germany
https://www.andro.de/ja/plaxon400jp
最近では珍しいスピード系テンションです。
プラスチックボールに合わせて開発されたらしいので、回転性能も従来のスピード系テンションより向上しています。
僕は使ったことはないのですがandroのラバーにロクソンというものがありました。
プラスチック+ロクソンでプラクソンという名前になったという話を聞いたことがあります(情報元が見つかりませんでした、すみません)。
また、このラバーは価格が抑えられているのが特徴です。先日レビューしたロゼナの販売価格が5,500円で、ロゼナもかなりコスパのいいラバーです。
ですが、プラクソン400はそれよりも価格が抑えられています。
実際使用してみても、価格を考えるとかなり性能が高いと思いました。
プラクソン400を使おうと思った理由
まず、僕がプラクソン400を使ってみようと思った理由です。
それは、ラケットを軽くしようと思ったことです。
今まで使用していた組み合わせがいずれも重量級で、189gで軽く感じるほどでした。
そして、以前試合でラケットが重くて振り遅れてミス、という事態になりました。
その組み合わせは重さ以外の性能は素晴らしかったんですが、重量を計ると約200gでした。
なので、「さすがにこれは重過ぎる」と思いラケットを軽くしようと思いました。
その時に考えたのが、「バックで決定打を打つことはほぼないから、柔らかくて軽いラバーにしよう」ということでした。そこで初めに浮かんだのがこのプラクソン400です。
プラクソン400の評価・レビュー
では、プラクソン400のレビューを書いていきます。組み合わせたラケットはドニックのバウムエスプリです。
主にバック面で使用しています。すでに貼ってしまっているので、ラバー単体の重量はわかりません、ごめんなさい。
参考までに、バウムエスプリ+ロゼナ(トクアツ)+プラクソン400(MAX)で180gです。
性能の部分のみ、XIOMのヴェガヨーロッパと比較をしようと思います。
スピードが出てボールが安定する
使用してまず最初に思ったのは、とっさに当てただけのボールでもとりあえず入ることです。
そしてボールが速いということです。
スピード系テンションなだけあって、ヴェガヨーロッパ(以下ヴェガ)よりも直線的なボールが出ます。
スピード系テンションですがボールが滑るということはありません。
むしろヴェガよりもボールが引っかかる感じもありました。
スピード系テンションらしいミート打ちはもちろん、回転重視の打法も問題ない程度には引っかかります。
ラバー全体としてはプラクソン400の方がヴェガよりもやや硬く感じます。
なので、インパクトが弱い人はヴェガの方がいいかなと思います。
台上技術はヴェガとあまり大差はなく、そつなくこなせる印象です。
ややフリックがやりやすいなという印象です。
サーブは切れますがぶち切れというほどではないので、回転量の差でごまかしていく使い方がいいと思います。
全体的に回転量の多さというよりは、回転をかけたボールとスピード重視の速いボールでメリハリをつけるのが向いていると感じました。
まとめ
レビューのまとめとしては、向いているのは以下のタイプだと思います。
- シェークドライブ型で決め球はフォアでバックは柔らかいラバーが好き
- 片面ペンで柔らかいラバーが好き
- 中国式の裏面
- ボールの威力よりも安定感
- ラケットを軽くしたい
これらのタイプのバック面に合っていると思います。
中学生ぐらいでまだインパクトが強くない方はフォアでも使えると思います。
こういった柔らかい、ある程度引っかかる、軽いといった特徴を併せ持ったラバーは、バック面のラバーに困ったら貼ってみるのがいいと思います。
僕はラケットを軽くしたいというのがメインで貼りました。
しかし、使ってみると性能も十分実用的だと思いました。
柔らかいラバーが好き、スピード系テンションが使いたいという方もぜひ使ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
こちらの記事もどうぞ
コメント