今回はヤサカのラケット、アトレティコパワーについて書きたいと思います。
一時期話題にはなりましたが、入手手段が限られるラケットですね。
以前から気になっていて、練習や試合で使用したのでその感想を書こうと思います。
ラケットの情報
まずこのラケットは国内未発売になります。僕はフリマアプリで出品されていた中古の物を買いました。
ラケットについては、キョウヒョウ龍5の性能+ビスカリアのような太いグリップと聞いていました。
僕がこのラケットを買おうと思ったのも、キョウヒョウ龍5が気に入っているがグリップがちょっと細いと思っていたからです。
板厚は6.0㎜前後で、ブレードサイズは一般的な157×150です。
ラケット単体の重量は91gとやや重めです。
しかし、実際の重量より重く感じます。
グリップは確かにビスカリアとよく似ています。ビスカリアよりも板が厚い分、グリップがやや太く感じました。
ラバーはラクザzエクストラハード、キョウヒョウNeo3、ディグニクス05、09cを貼って使用しました。
アトレティコパワーの良かった部分
まず、いいと感じた部分です。
最初はラクザzエクストラハードを両面に貼りました。
弾みがいい
まず、かなり弾みのいいラケットだと思いました。
そして普段使用しているキョウヒョウ龍5よりも弾む感覚があり、球持ちも良かったです。
ラクザzエクストラハードとの組み合わせも相性が良いように感じました。
性能面では言うことがなかったです。
また、キョウヒョウNeo3の場合も、キョウヒョウとは思えないほどボールを飛ばすことができました。
キョウヒョウ龍5と似たブレード構成のため、やはり粘着ラバーとの相性が良いように思います。
威力と安定感の両立
そしてディグニクス05の場合は、強打の威力は圧倒的でした。練習相手も「ボールがかなり重いうえにスピードが速いから怖い」と言っていました。
ディグニクス09cの場合は、威力が出ながらも安定感が保たれる感じでした。09cが上に飛ぶ性質でアトレティコパワーの球持ちも良いため、ネットミスはほぼありませんでした。
全体的に弾みも球持ちも高いレベルにあり、性能だけで見ればすぐに本職にしようと思うレベルです。
アトレティコパワーの悪かった部分
つぎに、ちょっと微妙に感じた部分です。
正直、性能面での悪い部分はほぼありません。しいて言うなら、テンションラバーを貼るときはボールが速くなりがちということですね。
ディグニクス05を貼ったときは、体勢が崩れたときはボールを台に収めるのが難しかったです。
ですがこれは貼るラバーによって解消できますし、弾む用具の宿命と言えます。
気になったのは重量です。このラケットは重量を感じやすいと思いました。
普段使用しているキョウヒョウ龍5は総重量197gとかなり重いです。
このラケットにディグニクス05+ディグニクス09cの場合191gです。
しかし、上記のキョウヒョウ龍5より重く感じます。グリップが太いことが影響しているのかもしれません。
似ているラケット
では、似ていると思うラケットについてです。
似ているラケットはやはりキョウヒョウ龍5ですね。
買う前に見た情報も「キョウヒョウ龍5のブレードと同じ」とありました。
そして、打った感想もほぼ同じです。
ダーカーのリベルタシナジーも似ていると感じます。リベルタシナジーの方がやや球持ちが良い分、キョウヒョウを貼ると球持ちが目立ちすぎる印象でした。
購入する際は海外のサイトか、フリマアプリがメインになると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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