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侮れないレッドモンキースピンをレビュー 間違いなく価格以上の性能

用具レビュー

少し前から話題になり、youtubeでもレビュー動画なども投稿されたrally’sの「レッドモンキースピン」を試してみました。

最近の高性能ラバーと比べて安価で購入できると思って購入しましたが、結論から言うとメインラバーに採用できるほどの性能でした。

そんなレッドモンキースピンの良いと感じたところ、微妙と感じたところなど何点か挙げていこうと思います。

使用時はビスカリアスーパーALCに両面MAXを貼りました。

レッドモンキースピンの魅力

それではレッドモンキースピンの魅力についてあげていきます。

あくまで性能面に着目したものになります。

弾みが良い

まずは単純に弾みが良いことです。

レッドモンキースピンの前はディグニクス05やハイブリッドMKなどを使用していました。

ラケットの影響もあるかもしれませんが、テナジー05よりも弾みでいえば同等かそれ以上と感じました。

使用開始直後は特にフォアハンドでオーバーミスがかなり増えてしまいました。

弾みの良さから来てるのか、球質も鋭いボールが増えました。

普段練習する相手が良くボールを拾う粘り強いタイプなんですが、レッドモンキースピン使用時は打ち抜けるときが増えました。

ディグニクス05より柔らかい分、性能を発揮しやすいとも感じました。

シートが強い

レッドモンキースピンに慣れれば慣れるほど、シートが強いことが分かってきました。

通常中間硬度のラバーだと、シート性能が物足りないときがあります。

しかしレッドモンキースピンは相手の強いボールにも負けないシート性能を持っています。

その分ややシートそのものの硬さは感じるので、ラザンターやブルーストームなどシートが薄いラバーから移行する際はやや慣れがいりそうです。

バックドライブが非常にやりやすい

レッドモンキースピンを使って最も恩恵を得ているのが、バックドライブのやりやすさです。

特に2球目のレシーブドライブが非常にやりやすいです。

46度というスポンジ硬度と強いシートのおかげで、バックドライブの感覚が非常に良いです。

練習相手からもボールの質がいいと言われました。

また、バックドライブだけでなくとにかくバックハンドではボールが安定します。

フォアハンド主戦型の選手でも、つなぎで一本バックドライブやブロックを混ぜることがあると思います。

そういったボールもかなり感覚がいいです。

バックハンドにはかなりお勧めできるラバーです。

レッドモンキースピンの微妙な点

さて、ここまでべた褒めのような形で魅力を挙げてきましたが、一応微妙と感じた点も挙げます。

とはいえ性能が悪いというより、バランスのいい性能故の短所という面が強いです。

イメージよりもマニュアルよりの性能

まず初日に打って感じたことですが、ラバー任せの打ち方では性能が発揮できません。

思ったよりマニュアル寄りの性能なので、自分でしっかり打たないと棒玉ばかりになってしまいます。

特に回転に関しては自分からかける意識が必要です。

回転を掛ける意識さえ持てば、あとはラバーが上書きして返してくれます。

この点だけは慣れが必要ですね。

性能がきれいにまとまりすぎている

これは微妙なところとは言いにくいですが、やはり尖った性能がないと言えます。

特に癖玉のようなボールはほぼ出ないので、ボールの変化で得点したい人には合わないでしょう。

相手のボールに対してそのまま威力が上乗せされるので、正統派のラリー型の人が一番お勧めです。

まとめ

今回はrally’sから販売されている「レッドモンキースピン」の魅力や微妙な点について書いていきました。

4000円前後で買えるラバーとは思えないほど性能の高いラバーです。

購入手段はrally’sオンラインストアがメインですが、注文して2日後ぐらいには届きました。

僕はバック面はこのラバーで固定しようと考えているレベルです(用具マニアの性として、いろいろな用具は使います)。

今回は弾みの強いビスカリアスーパーALCに貼りましたが、次は弾みがおとなしめのインナーラケットに貼るつもりです。

気になる方は是非rally’sさんの公式ストアをのぞいてみてください。

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