ヒノカーボンパワーに、両面ディグニクス09cを貼って使ってみました。
東京オリンピックの時のティモ・ボル選手と、ほぼ同じ組み合わせです。
ヒノカーボンパワーは、プリモラッツカーボンとほぼ同じラケットです。
僕が使用しているのは、TSPのヒノカーボンパワーになります。
現在はVICTASに変わっており、デザインやブレードサイズなどが変わっています。
最近ヒノカーボンパワーに両面09cを使ってる。
— しろ 卓球 趣味ブログ始めました (@CfHhyvd) November 13, 2022
思った以上に使いやすい(もちろん弾みは強い)。
ラケットの外観と重量
まずは、ラケットの外観です。
少しブレードが大きく、まん丸に見えます。
ラケットの重量ですが、全体で186gでした。
ブレードが大きいわりに軽い重量に収まっています。
190越えは覚悟しましたが、重すぎない程度の重量です。
使ってみた感想
では、実際に使用した感想です。
しばらく練習で使ってみましたが、まず思ったのは予想より使いやすいことです。
ディグニクス09cは今までも使ったことがありました。
アウター、インナーに合わせてましたが、どちらも「硬くてインパクトが必要」ということでした。
ですが、ヒノカーボンパワーに合わせるとその点がマイルドになっていました。
ラケットの球離れが速い分、ラバーの回転性能を使いやすくなったと思います。
ただ前提として、弾みは非常に強いです。
回転を掛けて台に収めるのはやりやすいですが、ストップやブロックは注意が必要です。
フォアハンド
フォアに関しては、まずドライブは文句がありません。
09cや粘着性ラバーに慣れている必要はありますが、当て擦って打てば速くて回転量の多いドライブが打てます。
また、なぜかインナーに合わせた時より回転がかけやすいと感じます。
インナーに合わせた時は擦り打ちが難しく、当て気味に強くインパクトしないとボールが安定しませんでした。
しかし、今回の組み合わせは擦り打ちのイメージがしやすく、ストレスを感じなかったです。
難しかったのは、下回転に対する強打ですね。
強打をするとボールの飛び出しが直線になり、ネットミスが増えました。
少し回転を掛ける意識を強くするか、割り切って回転重視のドライブにすれば安定感はありました。
当て気味に、かつ09cの回転性能をフルに使えば切れた下回転でも問題なく強打できます。
バックハンド
次はバックについてです。
バックに関しても、思った以上に使いやすいと思いました。
特に、チキータが想像以上に良かったです。
「球離れ速いし、難しいだろうな」と思っていました。
しかし実際は、ボールの横を擦るだけで簡単に上がるし、ラケットがスピードを出してくれる感じがありました。
あと、とっさのミート打ちがすごくよかったです。
ラケットもラバーも硬く、相手のボールに押されません。
そのため、バックブロックの角度で少し弾けばかなりのスピードボールが打てます。
フォアもですが、軽い力で弾む分そういった点で楽ができますね。
サーブ・台上
最後は、サーブと台上です。
サーブは全く問題ありません。
むしろ、今まで使用した組み合わせで最も回転がかけやすいといっても過言ではありません。
擦ればかなりの回転量になりますし、ロングサーブはかなりの速度です。
ツッツキも擦れば極端に弾むことはないため、使いにくいとは感じませんでした。
難しかったのは、縦回転系のサーブに対するストップですね。
少しでも加減を間違えたらかなり浮くため、神経を使います。
これについては慣れが必要ですね。
まとめ
では、今回のまとめです。
TSPのヒノカーボンパワーに、ディグニクス09Cを両面に貼って使ってみました。
結論から言うと、思った以上に使いやすく、それでいて威力がでる組み合わせです。
粘着ラバーに慣れている人や、擦り打ちが得意な方にはおすすめです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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