今回はティバーから販売されているハイブリットK3のレビューを書いていきます。
最近はティバーの用具の知名度が上がってきており、性能も申し分ないです。
それではハイブリッドK3について書いていきます。
比較対象にディグニクス09cとエボリューションMX-DやキョウヒョウNEO3を挙げることがあります。
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ハイブリッド K3
\8,470(税込)粘着系テンション OFF+
2.0/max 硬度:53
Speed 118 Control 100 Spin 130ハイブリッドK3は、これまで同時に実現できないと思われていた特性を兼ね備えています。
「強烈な回転、弧線」と、「強い反発性能」が一枚のラバーに内包されていることを、実感できるでしょう。強いバックスピンやトップスピンも難なくかけ返せる感覚を与えてくれるトップシート。速い打球を生み出すハードスポンジ。高性能ラバーは、コントロールやコース取りが難しいものですが、K3を使えばマスター出来るでしょう。
K3の無限の可能性を体感してください。
使用選手:ヨルジッチ
http://www.tibhar.jp/rubber.htm
ラバー単体のカット後の重量は51gでした。最近のラバーはこれぐらいの重量のものが多いですね。
ラケットのブレードが大きいので、通常のラケットならもう2gぐらい軽くなるかもしれません。
ハイブリッドK3の利点は?
では最初にざっくりと、ハイブリッドK3の良いところを挙げます。
- 下回転打ちがしやすい
- 飛距離があるため、下がっても問題なくラリーで打ち勝てる
- 中国ラバーのような打球感、球質
という点です。
よく比較対象になるディグニクス09cは、ほとんどテンションラバーのような打球感です。
しかしハイブリッドK3は中国製ラバーのような打球感で、癖玉も出ます。
威力あるボールだけでなく、癖玉でも得点が狙えるのは大きいですね‼
しかし難点として
- 回転量の多いボールを打つときはインパクトと繊細なタッチが必要
- 回転量の最大値は他の粘着テンションラバーより劣る
という点です。
とはいえ普通のスピン系テンションより回転量は多いので、問題にはなりません。
弾みがいいので、ゆっくりで回転の多いループドライブには技術が必要という点のみ注意が必要です。
「粘着テンションを使いたいけど、飛距離が不安だしスピードも欲しい‼」という方にお勧めです‼
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ラケットはシャンクンハイブリッドZCでバック面はエボリューションMX-Pです。
厚さはMAXを使用しています。
まずフォア打ちの時点で打球感が硬く感じました。
バタフライのディグニクス09c(以下09c)はテンションラバーの打球感で硬い感じでした。
ハイブリットK3は粘着ラバーらしい打球感です。
フォア打ちをしているだけでカチカチなります。
ドライブ
ドライブを打ってみると、キョウヒョウNEO3(以下キョウヒョウ)でドライブを打っているような打球感でした。
それでいてかなり弾みます。ラケットもかなり弾みますが、ラバーの弾性もかなり感じます。
スピードはキョウヒョウよりは早いですが、09cやエボリューションMX-D(以下MXD)よりは遅いですね。
その代わり大きな弧線になったり回転量にばらつきがあるようでした。
そのため、相手から「なんかボール取りづらい」と言われました。
これは厚く当てた時の感想で、薄くこすると山なりでゆっくりのボールも出せます。
粘着ラバーの打球感と癖玉、テンションラバーの飛距離を併せ持っていると感じました。
まさに「ハイブリット」という感じがします。
回転量
回転量はMAXでいうと09cやMXDとほぼ変わらず、思いっきり掛けたらキョウヒョウの方がかかるかもといった感じです。
引っ掛かりそのものは09cよりも強く感じます。
当て方で回転量や軌道が大きく変わるため、単純な回転量の多さだけでなくその差で相手のミスを誘うこともできます。
もちろん回転量そのものも多く、ループドライブ、強打時問わず相手のブロックがオーバーすることも多かったです。
わったさんが動画で言っていた通り、下回転打ちが非常にやりやすいです。
これがかなり魅力的です。対カットマンの時はストレスなくガンガン打ち込むことができます。
下回転を強打するのが苦手な人も、ハイブリットK3なら感覚をつかめると思います(K3をある程度扱える技量がある前提です)。
ロビング打ち
個人的に一番助かるのは、ロビング打ちの時ですね。
キョウヒョウだとロビング打ちの時にスピードが出ず決めるのに苦労します。
そもそもキョウヒョウでロビング打ちをするのが苦手なんですが、ハイブリットK3はそこを補ってくれます。
反転せずとも早いスマッシュが打てるので、気にせず打ち込むことができます。
硬い打球感で弾きやすいのもいいですね。
守備技術・台上技術
ブロック・カウンターは相手のボールに負けないのでやりやすいですね。
ブロック時はそのまま弾けばミート気味のカウンターになります。
最近のラバーは硬くても少し上に飛んでくれるのでブロックがやりやすいですね。
カウンターは打球点を早くして相手のボールを利用してもよし、少し下がって強打気味にカウンターするもよしです。
粘着ラバーのような打球感とテンションラバーの飛距離がここでも活きてます。
台上は薄くとらえれば飛ばないので収まりやすいです。ここはキョウヒョウと近いですね。
打球感が硬いので弾くフリックがやりやすいです。
バック面で使用してチキータも試してみました。
シートだけでもかなりボールを持つのでやりやすいですね。
スピードを出すには食い込ませないといけないですが、流石に少し硬かったですね。
09c・MXDとの比較
まず09cと比較すると、より粘着ラバーらしいです。
09cはテンションラバーに気持ち粘着ラバーの要素が加わった感じですが、ハイブリットK3はその逆ですね。
粘着ラバーにテンションラバーの飛距離を足した感じです。
また、09cは常に質の高いボールを打てる印象で、ハイブリットK3は1球1球のボールの質の差が大きいと思いました。
粘着ラバーらしい軌道になるのもハイブリットK3ですね。
MXDと比較すると、スピードはかなり劣るように感じます。
その代わりにドライブはバウンド後の伸びが大きいと思います。
安定したラリーで点を取るならMXD、相手のミスを誘ったりループドライブと強打を使い分けるならハイブリットK3がいいと思います。
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ハイブリットK3を使用していて、使いづらいと思ったことが2つあります。
回転の少ないボール
一つは回転量の少ないボールに対してです。
特に表ソフトのブロックやペンホルダーのショートがそうなのですが、相手のボールの回転量が少ないとラバーの硬さがもろに出ます。
そういったんボールに対して普段通りの打ち方をすると当然落ちます。
しかし、落ちるから上げようとすると逆にインパクト不足で落ちてしまいます。
そういったボールに対しては、普段より面を開いて前に飛ばすイメージで打つと安定します。
この感覚は今のところハイブリットK3が初めてです。
慣れるまではつい普段通りの打ち方をしてしまうと思います。
インパクトが強い人なら問題ないでしょう。
サーブ
もう一つはサーブです。
サーブの切り方がいまいち分かりません。
切れてはいて相手もレシーブミスをするほどなんですが、自分で切った感覚が弱いです。
縦回転はまだわかりますが、巻き込み系が少しわかりにくいです。
サーブは薄くとらえた方が切れ味のイメージと実際の切れ味が一致しやすいかもしれません。
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ハイブリットK3は
- キョウヒョウのような硬い打球感
- テンションラバーとほぼ同じ飛距離
- 粘着ラバーらしい独特の軌道
- サーブの切り方とゆるいボールに対しての打ち方に癖がある
などの特徴を持ったラバーです。
キョウヒョウなどを使っていて癖はそのままに飛距離が欲しい方にお勧めです。
テンションラバーを使っていて「もっと癖玉が欲しい」、「下回転打ちが楽なラバーがいい」と思っている方はぜひ使ってみてください。
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粘着テンションラバーを比較した記事を作りました‼
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