粘着テンションの比較(ディグニクス09ｃ・ラクザｚEH・ハイブリッドk3)

どうも、しろです。

粘着テンションラバーをいくつか使用してきましたが、簡単に比較しようと思います。

比較するのは

• バタフライ　ディグニクス09c
• ヤサカ　ラクザZエクストラハード
• ティバー　ハイブリッドk3

の3つです。

また、現在使用しているのがディグニクス09ｃとハイブリッドk３です。

ラクザZエクストラハードは次にフォア面に使用しようと考えています。

(追記)　ラクザｚエクストラハードはバックに貼りました。

粘着テンションの比較記事を書いてみた

ラクザZエクストラハードは他に例えるのが難しい

テンションみたいとも言えるし、でも打球感は粘着らしい部分あるし…

— しろ　卓球　趣味ブログ始めました (@CfHhyvd) January 19, 2023

ディグニクス09ｃ

では初めはディグニクス09ｃからです。

いちばんテンションらしさを感じる

ディグニクス09ｃは、３つの中で一番テンション系らしさを感じます。

その代わり、回転量という面ではやや劣る感じがします。

ですが、回転の掛けやすさは十分あります。

３つのラバーの中で、飛距離とスピードは一番あります。

オートマチック感がすごいですね。

アウターラケットと合わせた方が使いやすい

発売当初も言われていましたが、アウターラケットと合わせた方が使いやすいと思います。

今まで貼ったのは

• オフチャロフトゥルーカーボン(アウター)
• アトレティコパワー(インナー)
• ヒノカーボンパワー(３枚+カーボン)

この３つのラケットです。

一番使いやすいのは、以外にもヒノカーボンパワーですね。

なおヒノカーボンパワーとディグニクス09ｃの組み合わせは、こちらの記事で書いています。

オフチャロフトゥルーカーボンも使いやすかったですが、少し球を持ちすぎる感覚がありました。

アトレティコパワーの場合は球を離すタイミングが分かりません。

ボールを掴みすぎたり掴まなかったりします。

ですが、強打はとても打ちやすいです。

しかしループドライブになると、少しでも食い込むとボールが飛び出す感覚が強くなります。

ヒノカーボンパワーの場合は、ディグニクス09ｃの性能が100％発揮されているように感じます。

なので、アウターラケットか硬いラケットに貼るのが良いと思います。

ラクザZエクストラハード

では次はラクザｚエクストラハードです。

一番球持ちがいい

ラクザｚエクストラハード(以下ラクザｚ)は、3つの中で一番球を持つ感覚が強いです。

一番もちもちしています。

なので、打球感はしっかり硬い割にストレスなくドライブを打つことができます。

表面の引っかかりはテンションらしいのに、打球感は「カチッ」として粘着ラバーらしいです。

粘着も強いですね。

威力・回転量の最大値が高い

ラクザｚは、3つの中で最も威力が出ると思います。

それでいて弧線も強く球が荒れる感じがあるので、点数をとれるボールが打てます。

回転の最大値も高く、掛けやすさもあるので性能面では欠点がないと思います。

値段も他2つと比較して安いのでお勧めできます。

欠点：重い、特厚しかない

性能面では欠点はありませんが、重さという欠点があります。

アトレティコパワー(157×150サイズ)に貼ると、５５g前後です。

なので、両面に貼るとラバーだけで110g前後になります。

なので、80g(軽め)のラケットでも両面に貼ると190gになって重量級のラケットになります。

さらに厚さが特厚しかないので、厚さ調整で軽くすることもできません。

性能は申し分ないので、パワーに自信がある方にお勧めします。

ハイブリッドk３

最後にハイブリッドk3です。

ハイブリッドk3はこちらの記事でもレビューしています。

打球感は一番中国製粘着に近い

ハイブリッドk3は、3つの中で最も純中国製粘着ラバーに近いです。

キョウヒョウプロ3ターボオレンジと感覚は似ています(もう少し柔らかいです)。

本当に「中国製粘着ラバーの球」＋「テンションラバーの弾み」という感じです。

普段キョウヒョウ系の中国製粘着ラバーを使っている人にもお勧めできます。

スピードはほんの少し遅い

3つの中で、ドライブのスピードはほんの少し遅いかなと思います。

それでも純粘着ラバーよりはかなり速いですし、スピードで打ち抜くことも十分可能です。

なにより打ち方でボールの質が大きく変わるので、相手が対応しづらいです。

飛距離も全く問題ないので、中陣からでもかなりの威力のボールを打つことが出来ます。

バックでも使いやすい

表面の食い込みがいいので、バックも使えます。

僕には少し硬いですが、ループドライブとカウンターメインにするとかなりいいです。

ディグニクス09ｃと比べて表面が柔らかい感じがするので、ループドライブ多用の方にもお勧めできます。

重さも重すぎず、他の用具との組み合わせも気にしすぎる必要はないです。

まとめ

では、最後にいくつか不等号で比較していきます。

人によっては違う感覚になるかもしれません。

テンションラバーらしさ

ディグニクス09ｃ＞ラクザｚエクストラハード＞ハイブリッドk3

スピード

ディグニクス09ｃ≧ラクザｚエクストラハード≧ハイブリッドk3

回転量

ラクザｚエクストラハード＞ハイブリッドk3=ディグニクス09ｃ

回転の掛けやすさ

ラクザｚエクストラハード>ハイブリッドk3>ディグニクス09ｃ

こんな感じです。

ディグニクス09ｃはラケットによって大きく変わりますね。

ヒノカーボンパワーに貼った感想だけで言えば、回転の掛けやすさは一番上かもしれないほどです。

テンション系が好きな人はディグニクス09ｃ、中国製粘着ラバーが好きな人はハイブリッドk3、パワーに自信があって威力を出したい人はラクザｚエクストラハードがお勧めです。