今回はメインの戦型がシェーク裏裏の僕が、カットマンの練習をするときに使った粒高ラバーについて書いていきます。
とりあえず多くの人が知ってそうな粒高ラバー3つについて書いていきます。
それぞれ個別のレビューも後日投稿するつもりです。
使用したことのある粒高ラバーの使用感
今回書くのは、
- フェイントロング3
- カールP1
- グラスDテックス
の3つについてです。この3種類は使用している選手が多いと思います。僕自身が粒高の扱いが探り探りなので、粒高にしようか悩んでいる方や粒高にしたばかりの方のお役に立てばいいなと思います。
フェイントロング3
最初はバタフライから販売されているフェイントロング3です。
今まで何度か使用していますが、厚さはいつも極薄(1.1㎜)を使用しています。
今は使用していないのでラバーのみの写真です。
使った感想ですが、第一印象は使いやすすぎるということですね。粒高初心者の僕でも、ツッツキやプッシュがやりやすいです。
その代わり球質は割と素直だと思いました。すごく嫌なボールにはならず、ナックルということを考えて打てば楽に返球できそうでした。
ただ安定感がすごいので、フェイントロング3のプッシュでゆるくレシーブさせて次のボールを狙い撃つ作戦ができます。
粒高ラバーですがやや引っかかる感じがあり、ツッツキやカットで自分から回転がかけやすいです。
カットをしてみると、ちゃんと当たれば自分の思った通りの軌道で飛んでいきます。切りやすいですが、切れ味を増すためにはスイングスピードをかなり上げる必要があると思います。
素直にボールが飛んでくれるので、表ソフトのようにボールを打つことができます。相手の攻撃に対して止めるだけでなく、弾き返すこともやりやすいです。
粒高初心者でも使いやすく、上級者が使えば味もでるラバーだと思います。
カットマンで使いやすい粒高ラバーを探している方や、粒高初心者でボールを安定させたい方にお勧めです。
カールP1
次はVICTASから販売されているカールP1(現在はカールP1V)です。
これも何度か使用していますが、いつも特薄(0.3~0.6㎜)を使用しています。
注意点はバタフライの極薄とVICTASの特薄はスポンジ厚が違うことですね。先ほどのフェイントロング3で0.5㎜前後を使用したい方は超極薄を選びましょう。
カールP1の粒ですが、フェイントロング3と比べて密集してるようにも見えます。僕は粒の硬さや形はよくわからないので、本格的なレビューの時には調べておきます。
特薄のスポンジ厚はこれぐらいです。スポンジなしのOXを打たせてもらったことがあるのですが、それと比べると当然ですがやや食い込みを感じます。
使用した感想は、粒高の特徴を体現したかのような性能だと思いました。
自分は慣れないとコントロールしづらくどこにボールが飛んでいくか分からないですが、ボールの球質はかなり嫌なボールになりますね。
押し出したボールが自分から見ても揺れているのが分かります。コントロールは難しいですが、弾みはそこまでないので台に収めることはしやすいです。
カットをしてみると、スイングスピードが遅いとコントロールが効きません。ある程度カットの基礎ができないと安定しないですね。
切れ味はかなりあります。自分から回転を掛けるのは難しいですが、回転の反転能力が強いので入れるだけでかなり切れたカットになります。
弾みすぎないのでいろんな技術がやりやすく、それでいて凶悪なナックルも出せるので使いやすさと嫌らしさを両立できるラバーを探している方にお勧めです。
グラスDテックス
今回最後に紹介するのはグラスDテックスです。使用しているのは1.2㎜です。
先ほど紹介した2枚と比べて値段が高いですね(6000円前後だった記憶)。
フェイントロング3とカールP1は3000円台で買えます。しかし、グラスDテックスは値段を感じさせる性能でした。
グラスDテックスの粒の画像です。アップ具合が違うので断定はできませんが、肉眼で見てもなんとなく粒の感覚が広く感じます。
使用感ですが、めちゃくちゃ弾んで使いづらいけどめちゃくちゃ切れるしスピードが出ると感じました。
スポンジ厚が厚いのもあり、ブロックやプッシュがかなり直線軌道で、かつドがつくナックルで飛んでいきます。
グラスDテックスのスポンジですが、先ほどのカールP1と比べるとかなり厚いですね。
この厚いスポンジの影響で、打球感が分かりにくいです。打った感覚では切れたかどうか全く分かりません。
その代わり攻撃系技術が簡単で、表ソフトのように下回転を持ち上げることもできます。
そしてプッシュは入れば点になるといっても過言ではないですが、いかんせん弾みが強いのでコントロールが難しいです。
カットはよほどの熟練者じゃないと完全に相手のボール任せになりますね。ドライブに対してなら切ろうと思わず軽くカットするだけでかなり切れたカットになります。
逆に頑張って切ろうとするとコントロールが効かないし、頑張った割に切れてないということになります。
1.2㎜が厚すぎるという説も十分にあるので、0.9㎜や0.5㎜も試してみたいです。
あ、ツッツキは弾みが強いのでそこに気を付ければ浮くことは少ないです。ただ、切るのはかなり難しいです。
切ったつもりのツッツキが切れてそうな軌道で飛んで行ってもドナックルなので、自分の意志と関係なく点になることがあります。
扱いが難しいですが使ってて非常に楽しいので、もっと使いこんだり違う厚さを試してみようと思います。
お勧めする人は粒高に慣れた人、かつ安定感よりも得点力が欲しい方ですね。
まとめ
今回は3枚の粒高ラバーを紹介しました。3枚それぞれのレビューももう少し使い込んでから後日投稿しようと思います。
今回の3枚でいうと
- 粒高が初めての方はフェイントロング3
- 粒高を使っていて変化が欲しい方はカールP1
- 自分の使いやすさよりも相手への影響力が欲しい方はグラスDテックス
という感じですね。
あるいはとりあえずカールP1を使って
- 気に入ったならそのまま使用
- 使いづらかったらフェイントロング3
- もっと弾んでもいいならグラスDテックス
という考え方もありだと思います。
ほかにもフェイントロング2やカールP4、中国製の激安粒高も使用したことがあるので、そちらも今回のように最初に簡単に紹介してからレビューを投稿しようと思います。
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